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  • 2026.05.07
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2025年度名古屋短期大学保育科 創作絵本コンクールの審査結果のご報告

2025年度名古屋短期大学保育科 創作絵本コンクールの審査結果のご報告


お詫び:本学ホームページのトラブル等の影響で結果の公表が遅れてしまいました。あらためてお詫びいたします。


応募期間 2025年7月1日~10月31日必着(※一部、延期で受理)
応募資格 対象は高校生から大学・短大・専門学校生の皆様
作品の賞 優秀賞1点 入賞2点 特別賞10点を選出しました。
 ※そのうち2点を絵本として出版し、受賞作品は賞状及び粗品を贈呈致します。
選考方法 審査員による選考 大谷学長、保育科教員

<応募者の内訳> 学内応募者(82作品)、学外応募者(1052作品)(21高校) 、総計1134作品(21高校)の応募がありました。

<審査の結果> 次の作品が選出されましたのでご報告いたします。優秀賞1作品、入賞2作品、特別賞は10作品となりました。なお、そのうちの2作品(「あまやどりのであい」「うみのおはな」につきましては、2026年4月(アマゾン等のネットで購入できる)絵本として出版されました。


優秀賞(出版)336番「あまやどりのであい」川島萌那さん 愛知県立松蔭高等学校1年
入賞(出版)539番「うみのおはな」平安名水音さん 愛知県立豊橋南高等学校2年
入賞410番「うさぎさんのたね」渡邉万絢さん 愛知県立一宮高等学校3年
特別賞072番「へんてこまじょピピとしゃっくりドラゴン」坂井音音さん 桜花学園大学国際教養こども学科1年
特別賞368番「たいやきくんのぼうけん」 片渕琴音さん 愛知県立知多翔洋高等学校3年
特別賞402番「ぴぴのはじめてのぼうけん」余語悠菜さん 至学館高等学校2年
特別賞412番「にじのひみつ」 鹿本美優さん 愛知県立一宮高等学校3年
特別賞439番「おふろたび」種田菜南さん 桜花学園高等学校3年
特別賞503番「きみといっしょに」西村結月さん 三重県立四日市農芸高等学校3年
特別賞580番「いちごのケーキやさん」荻巣こと葉さん 名古屋経済大学市邨高等学校1年
特別賞950番「星のかけらとちびドラゴン」 栗本桃花さん 愛知県立知立高等高校2年
特別賞965番「いちごんのにんじゅつれんしゅうのまき」 安藤鈴彩さん 岐阜県立大垣養老高等学校3年
特別賞1093番「しるりのいたずらおばけやしき」松原優菜さん 岐阜県立中津商業高等学校2年


2025年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの入賞等の作品ご紹介


優秀賞(出版) 336番「あまやどりのであい」川島萌那さん 愛知県立松蔭高等学校

書評:雨の日をきっかけに始まる新しい出会いが、とても温かく描かれています。偶然の雨宿りから生まれる動物たちの交流に、作者の優しさとこだわりを感じました。雨の日も前向きに楽しむような、明るい気持ちになれる素敵な作品です。


入賞(出版) 539番「うみのおはな」平安名水音さん 愛知県立豊橋南高等学校

書評:お花を見てみたい人魚さんのために「どうしたらお花を見せてあげられるのか」と海の仲間たちが一生懸命考える姿に、人魚さんを思いやるあたたかな気持ちが伝わってきました。お花よりも綺麗な「海の中のお花」をみんなで作ろうとするアイデアが、優しさに満ちていて幻想的な作品です。


入賞・410番「うさぎさんのたね」渡邉万絢さん 愛知県立一宮高等学校

書評:かばんの穴から落ちた種を見つけた森の動物たちが、種を落としてしまって悲しむうさぎさんに恩返しをするという展開がとても素敵です。うさぎさんのうっかりした行動が、結果としてみんなを笑顔にし、その幸せをうさぎさんにも分けてあげようとする優しい物語に心が洗われます。色彩豊かな柔らかい描写も美しい作品です。


特別賞072番「へんてこまじょピピとしゃっくりドラゴン」坂井音音さん 桜花学園大学国際教養こども学科

書評:魔女ピピがドラゴンのしゃっくりを止めようと奮闘する様子が楽しく描かれた作品です。色鉛筆のやわらかな表現で登場人物が生き生きと描かれており、親しみやすさが感じられます。失敗しても笑うことの大切さを伝える温かい物語が印象的でした。


特別賞368番「たいやきくんのぼうけん」  片渕琴音さん 愛知県立知多翔洋高等学校

書評:たいやきくんが海へ逃げ出し、さまざまな海の生き物と出会いながら冒険する様子が楽しく描かれた作品です。場面ごとの展開が分かりやすく、大きな絵と明るい色づかいが物語の楽しさを引き立てています。最後までわくわくしながら読める作品です。


特別賞402番「ぴぴのはじめてのぼうけん」余語悠菜さん 至学館高等学校

書評:おしゃべりな鳥のぴぴが、不思議な声に導かれて冒険に出るワクワク感がよく描かれていますね。森の仲間たちとの出会いを通じて成長していく様子が、豊かな色彩から生き生きと伝わってきます。次の展開が楽しみになるような作品です。


特別賞412番「「にじのひみつ」 鹿本美優さん 愛知県立一宮高等学校

書評:嵐で破れた虹を直すために、つぎはぎちゃんが色を集める冒険にワクワクしました。チューリップや太陽、森の木々から色を分けてもらうやり取りがとても温かく、みんなで虹を作るという発想が素晴らしいです。鮮やかで可愛い絵も素敵で、作者の優しさが伝わってきます。素敵な作品をありがとうございます。


特別賞439番「おふろたび」種田菜南さん 桜花学園高等学校

書評:お風呂が苦手な子も「入ってみたい!」と思えるような、魔法のようなお風呂のアイデアが素晴らしいです。いい香りのするお花のお風呂や美味しそうなラーメンのお風呂など、毎日のお風呂が楽しくなります。


特別賞503番「きみといっしょに」西村結月さん 三重県立四日市農芸高等学校

書評:お兄ちゃんになるワクワクした気持ちが真っ直ぐに伝わってきます。電車の車掌さんや怪獣ごっこなど、幼児が好きな遊びを盛り込んだ展開がとても楽しいです。お母さんのお腹の子を待つ優しい眼差しに心が温まりました。


特別賞580「いちごのケーキやさん」荻巣こと葉さん 名古屋経済大学市邨高等学校

書評:いちごのケーキやさんにやってくるお客さんとのやりとりが、とても楽しく描かれたお話です。どんなケーキを作ろうかとわくわくする気持ちや、お店がにぎわっていく様子が、絵からよく伝わってきました。たくさんの登場人物が出てくるところも魅力的で、最後にみんなでケーキを囲む場面は、あたたかい気持ちになりました。


特別賞950「星のかけらとちびドラゴン」 栗本桃花さん 愛知県立知立高等高校

書評:夜空から落ちてきた星のかけらを、ちびドラゴンのルルと森の仲間たちが力を合わせて空へ返そうとするお話です。飛ぶことができないルルが不安を抱えながらも挑戦し、仲間たちに励まされて頑張る姿がとても素敵です。最後に星空が元通りに輝く場面も印象的で、友情と勇気が伝わる温かい作品でした。


特別賞965「いちごんのにんじゅつれんしゅうのまき」 安藤鈴彩さん 岐阜県立大垣養老高等学校

書評:いちごの忍者が変身に挑戦する姿がとてもコミカルで楽しいです。次はどんなものに変身するのかな?とページをめくるワクワク感がありますね。色鮮やかな絵も幼児の目を引きます。


特別賞1093「しるりのいたずらおばけやしき」松原優菜さん 岐阜県立中津商業高等学校

書評:いたずら好きのおばけ「しるり」が引き起こす出来事が楽しく描かれ、次に何が起こるのか期待しながら読み進められる作品です。暗い場面の表現と登場人物の表情の対比が印象的で、おばけやしきの雰囲気がよく伝わってきました。物語の展開にも楽しい工夫が感じられます。



<総 評>
 本学創作絵本コンクールにご応募いただき、ありがとうございました。今回は、全体で1134作品(前年度325作品)と例年を越えて多くの応募がありました。このコンクールも6回目になります。
 作品の応募条件については、ご応募された作品を電子データ化すること、絵本として出版することを想定して、サイズをある程度決め、製本前の状態でのご提出をお願いしています。ただ、授業での取り組みの都合上、製本された状態やしかけ絵本でも問題なく受け取らせていただきました。初めて応募される場合、戸惑う方も多いかと思います。あらためてお詫びいたします。いただいた作品には、できるだけコメントを添えてお返しいたしました。
 評価の基準は、主に描いた絵と物語(ストーリー)の2点で評価しています。作品の中には、絵が非常に芸術的で素晴らしい作品や物語が想像力豊かで素晴らしい作品も多々ありました。ただ、絵と物語の両方が兼ね備わった作品となると、審査の対象が絞られていきます。  絵については、子ども達に伝わるように豊かな表現をされていること。読み聞かせを想定して遠方からでも分かりやすい絵になるように描かれていること等をポイントにしました。
 物語については、メッセージがシンプルで子どもに伝わりやすいこと。わくわく感があったり、オリジナリティや想像性の豊かな作品であることをポイントにしています。
 応募された作品全体の感想としては、絵の表現では、シンプルな記号化された作品も多くみられました。シンプルで分かりやすいのですが、子どもが絵に引き込まれるような人や生き物を生き生きと描く作品も素敵かと思います。物語については、散歩、誕生日、お買い物、虹などパターン化されたストーリーが多くありました。もちろん絵本は自由に描いてもらって大丈夫なのですが、動物ならウサギやクマさん以外にも世界には沢山の動物がいます。枠に縛られず、自由に絵と物語を考えていただきたいと願っています。
 最後に、この絵本コンクールは、本来、創作絵本の優劣を決めることが目的ではありません。絵本作りを通して子どもの思いや、考え方、感じ方を理解して欲しいとの思いがあります。絵本作りをきっかけにして、少しでも子どもや保育に関心をもって欲しいと願っています。
 末筆ですが、本学のみでなく、多くの高等学校から、「家庭科」や「総合的探究の時間」等の取り組みとして応募していただきました。ご協力いただいた大学、短大生の皆様、高校生の皆様、そして後押しをしていただいた高校の先生方にあらためてお礼を申し上げます。                                 
名古屋短期大学保育科審査員                             
(代表)担当 吉見昌弘


過去の創作絵本コンクールの審査結果はこちら↓です。

2024年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの審査結果のご報告

2023年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの審査結果のご報告

2022年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの審査結果のご報告

2021年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの審査結果のご報告

2020年度名古屋短期大学保育科創作絵本コンクールの審査結果のご報告

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