学科ニュース

    • 現代教養学科
  • 2022.05.25
  • 新着情報
名古屋レインボープライドに参加しました(現代教養学科)

みなさん、こんにちは。現代教養学科です。

先日、5月14日(土)に名古屋市の栄地区で開催された「名古屋レインボープライド2022」に、綾部ゼミと西原ゼミの学生が参加しました。

名古屋レインボープライドとは(公式ウェブサイトより)......

私たちはみんなひとりひとり、それぞれが性別、性的指向、性自認、身体的特徴、国籍、信条、年齢など、多様・複数の側面を持ち合わせています。
名古屋レインボープライドではLGBTQを軸に、多様性について考えたいと思います。

「名古屋レインボープライド」は、性的指向および性自認(SOGI=Sexual Orientation,Gender Identity)にかかわらず、
すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざしています。

2022年のテーマは「Togetherしようぜ!」。コロナ禍のため2020年は中止・2021年はオンライン開催でしたが、今年はいよいよ現場で開催となりました。
そこに、ジェンダーとセクシュアリティやポップカルチャーを研究している2年生綾部ゼミと西原ゼミの学生が有志で参加してきました!

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約800人のみなさんと一緒にパレードに参加し、レインボープライドの意義を学び"多様性"について身をもって体験してきました。
参加した学生の感想や考えたことをレポートします。

★Y.Kさん(綾部ゼミ)
 パレードの目的の一部は、いろんなセクシュアリティの多様性をアピールするため。第1フロートから第4フロートまで4つのグループに分かれて行進した。第4フロートは撮影禁止フロートで配慮がしっかりしてあった。またそれをリストバンドという一目見て分かる方法が分かりやすくて良いと感じた。
 名古屋の大通りの普段車が走っているところを行進した。一部交通を規制して行進した部分もあり、はらはらする部分もあったが、警備隊のおかげで安全に行進することができた。
 名古屋レインボープライドに参加してみて感じたのは、非常に楽しかったことである。セクシュアリティなど慎重で複雑なテーマであるが、全体的に明るい雰囲気を感じ、社会的な暗いイメージ自体を払拭したい考えもあるのではないかと考えた。
 オアシス21の出展ブースで「名古屋あおぞら部」というブースが出ていた。このブースに興味を持ち調べてみた。
 「名古屋あおぞら部」とはLGBTQ+当事者だけでなく、アライ(Ally)、興味関心がある人の集まりであり、2カ月に1回ほどお話をする会だ。私達の年代でもLGBTQ+について話し合う機会はとても少ないので、非常に興味を持った。参加無料であり、ほとんどの人が一人で参加するらしく、参加しやすそうに感じたので、さっそくインスタグラムをフォローした。次なにか活動するときは参加してみたいという気持ちになった。このように、私のように新しくコミュニティを見つけたりするためにも大切なきっかけになるイベントだと感じた。
 普段生活していたら経験できないことを多く経験することができた。とてもいい経験になったと思うし、ぜひ来年も参加したいと感じた。このような大規模なイベントを開催する主催する仕事にも少し興味をもった。いろんな視点で考えることができた良い経験になった。

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★A.Kさん(西原ゼミ)
 レインボープライドは授業やニュースで見たことがある程度でしたが、実際に参加してみて、"自分らしさ"を考え直すきっかけになりました。
 会場には性別、国のルーツ、年齢関わらず人であふれていて、ひとりひとり輝いていました。
 パレードでは道路の中央でレインボーフラッグを振りながら堂々と歩き、それがとても新鮮で自分がいつもよりいきいきしていることが分かりました。
 すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会がどういうものか肌で感じることができました。

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これからも日々、多様性や多文化共生を考え実践していきたいと強く考える一日となりました。
現教では2023年度から「ジェンダーとセクシュアリティ」「多文化共生論」など、現代のダイバーシティについて学ぶ科目が誕生します。
そのエッセンスをオープンキャンパスのミニ授業で公開しますので、ぜひ参加しに来てくださいね。
(参加予約・問い合わせはこちらから⇒

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