学科ニュース

    • 現代教養学科
  • 2022.03.11
  • 学外研修
地域社会での「楽しい助け合い」を学ぶ研修(現代教養学科)

みなさん、こんにちは。現代教養学科です。
春休み本番の3月も、現教の学生たちはインターンシップなど学外での活動に出ています。
そのうち3名は「NPOインターンシップB」(担当:西原麻里先生)という授業で、知多市にある「地域福祉サポートちた」さんにて五日間の研修をさせていただきました。

サポートちたさんをはじめとして、知多半島には多くのNPO団体(特定非営利活動法人)があります。
サポートちたさんにご案内いただいて、「NPOインターンシップB」の活動のなかで、知多半島を拠点に活動されているNPO団体の「あかり」さん、「ゆいの会」さん、「南粕谷ハウス」さんなどを見学させていただき、体操やさをり織の教室、食堂、マルシェなどの取り組みについてお話をうかがいました。

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★「あかり」さん

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★「ゆいの会」さん

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★「南粕谷ハウス」さん

みなさんが共通しておっしゃっていたのは「自分がまず楽しんでおこなうこと」 。
「やらされている」「やってあげている」という感覚があるとスムーズな取り組みはできないため、周囲の方々に楽しんで参加してもらうために、自分が楽しんで企画・運営することが大事だということでした。

なかでも楽しそうだったのが、食に関するもの。
食堂運営や手作りのお弁当・デザートの販売、地元野菜で作ったジュースやケーキなど......

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★100%にんじんジュースとマーブルシフォンケーキ!

高齢者や小さな子ども、子育て世代、単身者、貧困層、また多様なルーツをもち日本で働く方々など、それぞれ固有の困りごとや悩みを抱えていることが少なくありません。
また、コロナ禍になってさらに、近隣の人びととのつながりを実感しづらくなったという問題もあります。
運営されている方・利用されている方ともに生き生きとした笑顔が印象的でした。
この先、ちょっとした活動からでも参加してみたいな......と思える、充実した研修でした!

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