学科ニュース

    • 現代教養学科
  • 2021.08.11
  • 新着情報
救命講習に参加しました(現代教養学科)

みなさん、こんにちは。現代教養学科です。

スポーツや健康、身体について学んでいる2年山下ゼミが、
7月3日(土)に中部大学で開催された「救命講習」に参加してきました。
今回は、ゼミ生たちが作成したレポートをご紹介します。ぜひご覧ください。

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こんにちは。2年山下ゼミです。私たちのゼミでは、野外活動や様々な身体活動を中心に活動をしています。今日は、73日に中部大学での救命講習の様子を報告したいと思います。

キャンプやスポーツなどを安心安全に行うために、普段から周囲の安全や体調管理などに注意をはらうことが大事です。ですが、もし万が一のことを想定して、応急処置や心肺蘇生法などを知っていたら、もっと安心ですよね。ということで、中部大学スポーツ保健医療学科の救急救命士を目指す学生の方に、救命講習をしていただきました。

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心肺蘇生法や誤嚥時に行う対処法など、実際に成人や赤ちゃんのマネキンを用いて実践。事前学習で、手順は学んでいたのですが、やはり実際にマネキンを用いてみるとあたふたしてしまいます。それでも、何度も繰り返して練習することで、不思議と達成感と自信が身についてきます。

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また、中部大学生の方のデモンストレーションも見せていただくことができました。臨場感もたっぷりで、本気で人命救助に向き合っている姿勢と意欲に感動しました。最後には実習で使っている教材や救急車なども見せていただきました。

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山下ゼミの2年生が実際に、どんなことを学び、感じたのか、学生の感想文を一部ですが紹介します。みなさんも、ぜひ機会があれば身近な救命講習に参加してみてください。

中部大学のみなさん、ありがとうございました。

【感想(一部抜粋)】

■事前学習では胸骨圧迫の大まかな流れを学習してどれくらいのスピードで行えばいいか、また119番通報を行った場合にオペレーターに伝えるとその後、救護活動で役に立つ情報は何かなどの基本的な情報を頭に入れた状態で、中部大学へ出向いた。 実際に中部大学で将来、救急救命士になる学生による救命講習を受講して、事前学習では知ることができなかった、電気ショックを与える際に体毛の濃い人が毛を剃るためにAEDの中に剃刀が入っていることや、妊婦さんにはAEDのパットを赤ちゃんがいるお腹から少し避けてあげることなど、より良い人命救助ができるコツを学んだ。(Kさん)

■事前学習では自分がこの状況になった時に行動できるのかとても不安に感じていた。事前学習では簡易的な心臓に見立てたものを使用したため、5cm沈めることが簡単にできた。しかし、中部大学での体験ではよりリアルなものを使用した。そのため、感覚に違いがあり上手く行うことが難しかった。事前学習の際は何となく知っている知識で行っていたため様々なことを知った。
 小児・乳児の心肺蘇生の方法も教えて頂いたため、もし将来自分の子どもがこのような状況になった際に試みたいと思った。冷静に行動できるように練習や体験する機会を増やしていきたい。(Fさん)

■実際にロールプレイングを見せていただいた時、心配蘇生をしている人は話し方や、行動がとても冷静で落ち着いている感じだった。もし心肺蘇生を行なわなければいけない機会があれば、今回の講座で学んだことを活かしたい。はじめて人の命を救える手助けの知識を得たので、少しでも役に立てると考えると自信がついた。(Sさん)

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いざというときに適切な行動が取れるかどうかは、こうした事前の練習が必要だと感じます。
とても貴重な講習会に参加することができました!

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