各講座シラバス ≪平成25年度分≫(随時追加いたします H25.06.04付) 過去の講座シラバス |
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講座名 | 科目名 | 担当講師名 | 講義概要 | 講義手法 |
園長研修 | 児童福祉行政(保育・虐待) | 愛知県職員 | 愛知県における、①虐待の現状②虐待防止のための支援体制及び児童相談センターの役割③虐待防止対策について概説する。 更には保育所における留意点についても概説する。 |
講義 |
保育の今日的課題 | 近藤正春 | 演習 | ||
保育所の運営管理(人事管理・職場環境・職員のメンタルヘルス) | 太田早津美 | 保育所の運営に係る園長の責務は多様である。とりわけ、保育所全般の運営管理と共に、保育の質を向上させる為の職員の人材育成は重要な園長の役割である。 多忙な業務をこなしながら、それらをうまく遂行していくためには、プロ集団をまとめていく園長としての豊かな人間性や、保護者や職員の信頼に応えられる高い論理観が望まれる。 園長としての役割や園長の資質について勧化る機会としたい。 |
講義 | |
保育所の人材育成 | 演習 | |||
子どもの最善の利益 ~人生の基礎を作る保育所の役割~ | 田中義和 | 講義 | ||
リスクマネジメント・安全管理 | 古畑 淳 | 私は、法学研究者ですので、「裁判例に学ぶ保育士の注意義務」とのタイトルで、保育所における危険・安全管理について考えてみたいと思っています。保育士の注意義務違反が争点となった裁判例はいくつかありますが、中でも「上尾市立保育園児熱中症死亡事件」を取り上げる予定でおります。 裁判という場で保育士の注意義務(責任)が争われる事案は重大事故である場合が多いのですが、講義ではまず、裁判所が保育士の注意義務についてどのような判示ををしているのかについて、事案内容の理解と共に学んでいきたいと思いますそして、事故事案を手掛かりとして、保育所で求められる危険・安全管理について考えてみたいと思っています。 |
講義 | |
主任研修 | 入校式・児童福祉行政(保育・虐待) | 愛知県職員 | 愛知県における、①虐待の現状②虐待防止のための支援体制及び児童相談センターの役割③虐待防止対策について概説する。 更には保育所における留意点についても概説する。 |
講義 |
保育の今日的課題 | 近藤正春 | 演習 | ||
子どもの発達と子どもの理解、援助の視点・方法、保育士指導 | 鯨岡 峻 | 子どもの発達は身・知・心の3面からなるという視点に立ち、さらに「子どもは育てられて育つ」という観点から、 子ども理解のあり方や援助の在り方を考える。目に見えない心を把握する上で、保育者がどのような姿勢で 子どもに接するかがその鍵を握るという点を、具体的なエピソードを示しながら講義し、心の理解を職員間で 共有するためにはエピソード記述が欠かせない点にも触れる。 |
講義 | |
障害児保育(発達障害の理解、統合保育、小学校等との連携、保育士指導) | 山下直樹 | 講義 | ||
保育所の自己評価 | 近藤正春 | 演習 | ||
実習生の指導 | 原田明美 | 愛知県内には多くの養成校があり、年間を通じて多くの実習をお願いしている。養成校からのお願いを含め、実習生を受けていただく側からの率直な実状やご意見等演習形式でグループ討論などを通して深めたい。 また、実習とは何か、その意義や役割を学び深める中で、今後の実習のあり方や改善方法など明らかにしていきたい。 養成校側としても今後の学生への実習事前事後指導に役立てたい。 |
演習 | |
乳児保育(意義、環境構成、保育士の連携指導) | 布施佐代子 | まず、乳児保育の意義と重要性について再確認し、乳児保育の対象である0.1.2歳児の一般的な心身発達の特徴を学び直します。 その上で、さらに発達をふまえて、集団の中での育ちを大切にした保育の内容・方法について、生活と遊びの展開、環境構成等を中心に具体的な保育実践に学びながら一緒に考えていきます。 |
講義 | |
保育課程 | 木村和子 | 1・保護過程・保育計画の歴史 2・子どもの行動をりかいするための実践分析と保育計画 3・保育計画の立案・実践・評価 |
演習 | |
保護者支援 | 小嶋玲子 | 主任保育士が行っている保護者支援について振り返り交流し、主任保育士たちの努力や工夫について見直したいと思います。 その上で主任保育士が感じている保護者支援の利点や困難点について理解したいと思います。 そして、保護者支援の動向を法令や養成カリキュラムから知り、よりよい保護者支援のために主任保育士としてできることを考えていきます。 |
講義 | |
園内研修 | 小嶋玲子・小川絢子・田中義和 | 演習 | ||
中堅前期保育士研修 | 子どもの発達と子ども理解、援助の視点・方法 | 成田朋子 | 以前にも増して「保育の質」が問題になっている今日、幼い子ども達の成長を支える保育者には、何よりも正しい子ども理解が求められる そこでまず、乳幼児期の子どもの発達のみちすじと発達の特徴をおさえ、日々接する一人ひとりの子どもの行動の発達的意味を考え、さらに保育所保育指針にも照らし合わせながら、発達を見る目を確かなものにし、援助のあり方を考える。 |
講義 |
中堅前期保育士の役割・保育者論 | 野田さとみ | 保育士の経験も3年を過ぎると初任者ではなく中堅としての役割が問われるようになる。 保育士のライフステージの中で中堅前期はどのような時期であるのか、保育の専門家としての成長過程から考えていく。 また、各分野の専門家としての責任や論理が求められる昨今、改めて保育士の役割について振り返るとともに、保育士の今後の課題について考察する。 |
講義 | |
障害児保育(発達障害の理解・統合保育) | 荻原はるみ | 文部科学省(2012)によると、何らかの特別な支援を必要とする子どもが6.5%いると報告されており、障害児保育は特別な物ではありません。 本講義においては、自閉症スペクトラム、注意欠陥/多動性障害についての概論と事例を通して、発達障害や気になる子どもへの適切な対応・支援について、受講生のみなさんと一緒に探っていきたいと思います。 |
講義 | |
指導計画 | 小島千恵子 | 指導計画作成の苦手意識はいつの時代も変わらず、わかりやすい立案の方法がいつも探られています。 立案の考え方や方法について理論として理解していたとしても、実際に作成するのは難しいものです。 この授業の中では計画の実践指導で大切にされているPDCAサイクルを理解し、計画→評価→再構成を実際に行ってみながら、立案する時の自分の弱点を認識して自己解決する手立てを探ります。 |
演習 | |
子どもの発達と子ども理解、援助の視点・方法 | 成田朋子 | 以前にも増して「保育の質」が問題になっている今日、幼い子ども達の成長を支える保育者には、何よりも正しい子ども理解が求められる そこでまず、乳幼児期の子どもの発達のみちすじと発達の特徴をおさえ、日々接する一人ひとりの子どもの行動の発達的意味を考え、さらに保育所保育指針にも照らし合わせながら、発達を見る目を確かなものにし、援助のあり方を考える |
講義 | |
保護者対応 | 中野早苗・平松ちづ代・岡野尚子 | 保育士は経験を積む中で、保育力にとどまらず保護者対応の力も求められる。 子どもの成長を支える家庭との連携は欠かせないが、現状では保護者が園に持ち込む等、困難さを感じる場面も多い。 研修を通して学び合い、保育実践を振り返ることによって、今後保護者とより良い信頼関係を築いていく上で参考になればと望んでいる。 |
講義 | |
乳児保育(意義、環境構成、個々の発達を踏まえた保育実践) | 布施佐代子 | まず、乳児保育の意義と重要性について再確認し、乳児保育の対象である0.1.2歳児の一般的な心身発達の特徴を学び直します。 その上で、さらに個々の発達をふまえて、集団の中での育ちを大切にした保育の内容・方法について、生活と遊びの展開、環境構成等を中心に具体的な保育実践に学びながら一緒に考えていきます。グループ討議も取り入れ各自各園の課題や工夫の交流も図ります |
講義 | |
保育士の自己評価 | 豊田和子 |
(1)保育士の自己評価の意義を理解する。 (2)保育士としての経験や改善を図ってきたこと、こうありたいと願うことを出し合いながら、仕事への情熱と向上心を高める。 (3)自己を客観的に評価できる力、同僚との協働性、職場改善への提案力などが保育の質の向上につながることを学び合う。 |
演習 | |
保育職の魅力の伝達(学生への伝え方) | 藤原辰志 | 演習 | ||
保育職の魅力の伝達【演習】(実際に学生に伝える) | 藤原辰志 | 演習 | ||
中堅後期保育士研修 | 保育者論(保育士の役割) | 中村治人 | 保育者という存在は、狭い領域の深みを極める専門家とは違い、一人ひとりの子どもの生活世界獲得へ向けた保育的誘導者であり、後輩保育者のモデル的誘導者であるという複雑で難解な要求にさらされている。 この状況を引き受けるにあたっては、個別の要求に順次対応するのではなく、保育の原点を視座に据えた展望において省みることから始めたい。 |
講義 |
乳児保育 ((意義・環境構成・個々の発達を踏まえた保育実践) | 鈴木文代 | この講義では乳児保育について、改めて理論を見直すところから進めていきたい。 現代社会における乳児保育の意義について理解する。 さらにその意義を踏まえて、乳児保育を行う上でのポイントになる視点を学ぶ。 保育のねらい、養護と教育、クラス全体と個人への対応、子ども同士のやり取り、言葉かけ等の具体的な関わりを通して、心の受け止めについて理解を深める。 |
講義 | |
指導計画【(意義・環境構成・個々の発達を踏まえた保育実践) | 鈴木文代・鈴木方子 | この講義では、1・2歳児の指導計画を立案する。 立案に際しては環境構成と個々の発達に留意し、指導案もとにしてグループワークを行う。 その際保育者間での課題とねらいの共有、保護者への対応、気になる子への対応等それぞれの課題を踏まえた上で意見交換を行う。 その後話し合ったことをまとめて発表し、これからの保育実践につなげていき保育の質の向上を目標とする。 |
演習 | |
子どもの発達と子ども理解(援助の視点・方法) | 服部次郎 | 「子どもの発達と子どもの理解」では、乳幼児期の子どもの発達の特徴について、理論的に整理をしながら、理解を深め、援助につなげていくととを目的として学びます。 同時に子どもの後ろに控える親にも焦点を当てながら考えていきます。 親や周りの大人の影響力は極めて大きいため、親に共同保育者になってもらえるような働きかけも学んでおきたいところです。 |
講義 | |
障害児保育(発達障害の理解・統合保育) | 平岩ふみよ | 多くの保育現場で、障害児の受け入れが進んでいます。しかし、その知識、理解が十分とは言えない現状があります。 特に発達障害は、周囲に理解されにくく、分かりにくさがあります。 保護者家族の育てにくさへの共感、園をあげての取り組みなくして豊かな保育は展開できません。 統合保育は作っていくものだと考えます。 中堅保育者の役割は重要です。 具体例から共に学びましょう。 |
講義 | |
子どもの発達と子ども理解(援助の視点・方法) | 岸本美紀 | 本講義では、まず保育所保育指針第2章「子どもの発達」をもとに、発達の道筋やキーワードの確認を行う。 そして、事例や視聴覚教材を通して、実際の子どもの姿とつなげてみることで、発達の捉え方、援助のあり方を考えていく。 その際、集団の中で一人ひとりの発達をどうとらえ援助していくのか、個の力をどう集団で活かすのかという、個と集団の関連を重視する |
講義 | |
指導計画 | 野田美樹・加藤早苗 | 保育、教育課程を具体的に示す指導計画のあり方について解説します。 指導計画の種類や種類に応じた留意点について学びます。 指導計画における「ねらい」「内容」「環境の構成」「保育者の援助・保育者の留意点」「評価・反省」についてグループで演習を行い、保育実践により生かすことのできる指導計画の作成を探求します。 保育課程・指導計画の意義を改めて考え、日々の保育につながる指導計画について学ぶ。 長期指導計画と短期指導計画のつなばりや作成するときの手順・ポイントについて解説する。 実際に指導計画を作成する作業を通して、子どもの姿、ねらい、内容、予想される活動、環境の構成、保育者の援助を学び、保育実践に生かすことが出来ることを目標とする。 |
演習 | |
保育職の魅力の伝達 | 鈴木方子・大岩みちの | この研修科目では、保育職の魅力を如何に後進に伝えていくのかについて演習形式で進める。 まずは①2保育職の魅力とは何かを保育実践の視点からグループで討議する。そして ③保育者を目指す学生にその内容を伝達する時間を設ける。 その様子を受講者全員が遠隔授業システムによって視聴し、共有する。 最後に④全体を振り返り、一人ひとりが保育職の魅力について再確認し、職員間の連携や保育者養成に役立てる。 |
演習 | |
保育職の魅力の伝達 | 鈴木方子・大岩みちの | 演習 | ||
保育職の魅力の伝達 | 大岩みちの・鈴木方子 | 演習 | ||
保育職の魅力の伝達 | 大岩みちの・鈴木方子・ 鈴木文代 | 演習 | ||
保育士のメンタルヘルス | 小原倫子 | |||
保育の原理(保育所の社会的責任) | 矢藤誠慈郎 | 本講義では「保育所保育指針」第1章「総則」を踏まえ、①保育指針の法的意義を確認し、 ②保育所の役割について、子ども・子育て支援新制度の考え方も踏まえつつ検討し、 ③保育の原理について養護と教育が一体的に展開される保育の特質を踏まえて、その目的、方法、環境について考え、 ④保育所の社会的責任について、人権、説明責任、個人情報保護の点から検討する。 |
講義 | |
育児休業明け保育士研修 | 近年の保育をめぐる状況 | 新海英行 | 講義 | |
ワークライフバランス | 村上浩美 | ライフワークバランスとは、仕事(ワーク)と生活(ライフ)の調和という意味です。 仕事と生活を調和させるためには、働きやすい仕組みを作る必要があります。 日本では、特に女性は出産後、仕事と子育ての両立が難しい状況にあり、子育てに配慮した勤務制度や子育てを支援する施設や制度をもっと考えなければなりません。 子育て中の働く女性がメンタル面でバランスが保たれるような働き方を考えます。 |
講義 | |
保育士の魅力の再発見 | 宮地勢津子・村上浩美 | 多様な保育者が個性を発揮して協力して保育をする中で、子ども達はよりよい成長をしていく。 その中で子育て中の保育士はより身近な存在として子どもや保護者には心強いものである それと同時に保護者や子供の姿は、若い子育て中の保育士にとって指標ともなるように思われる。 支えある同僚と共に育ち合う子どもや保護者の居る保育所での仕事の魅力について、参加者の皆さまとともに考えてみたいと思う。 |
演習 | |
障害児保育士研修 | 障害児保育の意義と役割 | 武藤久枝 | 第一に、障害児保育の意義と役割について理解する。 第二に、幼児期の主な障害であるADHD等の軽度発達障害、知的障害、自閉症スペクトラム障害に関する基本的知識を習得して、それぞれに事例に基づいた検討を行い、理解を深める。 第三に、統合保育についての理解を深め、就学における保育所と小学校との連携を理解する。 最後に事例検討を通して保護者支援を理解する。 |
講義 |
障害児保育の基礎知識)(軽度発達障害) | 武藤久枝 | 講義 | ||
障害児保育に関する事例検討及び解説(軽度発達障害) | 大河内修 | 演習 | ||
障害児保育の基礎知識(知的障害 | 大河内修 | 講義 | ||
統合保育の理解① | 大河内修 | 講義 | ||
障害児保育に関する事例検討及び解説(知的障害) | 武藤久枝 | 演習 | ||
障害児保育の基礎知識(自閉症スペクトラム障害) | 大河内修 | 講義 | ||
障害児保育に関する事例検討及び解説(自閉症スペクトラム障害) | 武藤久枝 | 演習 | ||
総合保育の理解② | 大河内修 | 講義 | ||
障害のある子どもを支える保小連携 | 武藤久枝 | 講義 | ||
障害児保育に関する事例検討及び解説(保護者支援) | 大河内修 | 演習 | ||
乳児保育士研修 | 乳児保育の意義、子どもの最善の利益の尊重 | 中田照子 | 核家族化が進む中、働く女性の増加をとりわけ働き続ける女性の増大は、保育所における乳児保育の必要性が高まっている。 保育所における乳児保育の意義と役割について考える。 乳幼児の教育とケアについて人生の始まりこそ力強く(OECD保育白書)と「社会に参加し、人と交わりながら生きていく」ことを保障することを考える。 |
講義 |
保護者との連携 | 安部 孝 | 「保育所保育指針解説書」にある「保育における生活と家庭との生活の連続性を尊重し、保育時間等の違いに配慮するとともに、家庭との連携についても視野に入れて設定」することの意味について、具体的に考えます。 その際、講師の実践を基に、保育者と保護者の間に置かれた子どもの立場や思いについても踏み込んで考えていきます。 また、日本の古い生活にあった、地域の≪広がり≫の中の子育てにも着目します。 |
講義 | |
乳児期の子どもの発達と子ども理解、援助の視点・方法 | 前田キミヨ | 人間形成の基礎となる乳児期の発達は、生涯の中で最も早いといわれている。 このことは、保育所保育指針の発達課題が示すとおりである。 しかし、その発達には個人差が大きいことから、個々の子どもの発達を理解した援助の仕方が求められる。 ここでは発達の道筋(過程)を見通しながら、個々の子どもの発達の理解や育て方のポイント、援助の方法など演習も含めより理解を深めるようにしたい。 |
講義 | |
乳児保育の環境・保育士連携 | 稲垣水かげ・小沢志江子 | 保育環境は、人的環境が最も大切であると思う。 それは、身近な人の影響を受けて「心情・意欲・態度」が育っていくという意味を重く受けとめ、親支援、保育士間の協力等を視野に入れた保育のねらいを目指すような保育でありたいと思う。 人や物からかもしだす雰囲気に視点をあてた環境のあり方と要である保育士間の連携についても演習等を通して再考する機会としたいと思う。 |
演習 | |
指導計画と保育の記録 | 小沢志江子 | 乳児保育の基本は、保健的で安全で家庭的なくつろいだ環境の中で一人ひとりの乳児の生命を守り、心身を快適に過すことである。 その実践については、保育の基本を抑えた保育の計画と保育実践の記録が必要であることは云うまでもない。 その考え方について、具体例を通して学び合う機会とすることを目的とする。 |
演習 | |
乳児救急 | 山田恵子・西村貴士・畑中めぐみ・大村政生 |
近年、保育所は就学前の子ども達が生活する場として広く利用されてきています。 |
演習 |