名短で培った英語力とコミュニケーション力を武器に頑張っています!

愛知機械工業株式会社 開発本部要素製品開発部 勤務

1998年3月卒業 志乃さん (名古屋短期大学付属高等学校(現桜花学園高等学校)出身)

― お仕事について、教えてください!

現在は電気自動車の減速機の実験担当をしています。 勤務している愛知機械工業株式会社は自動車のエンジンとトランスミッションの開発から製造を行う日産自動車の100%子会社でして、 私は今から15年前の1998年の入社以来ずっとトランスミッションの開発部門に所属しています。 入社したての頃は、海外メーカーの方がいらっしゃった時の通訳対応や資料の翻訳作業などにあたっていました。 その後は海外メーカーや日産車の実験開発担当になり、海外出張も経験しました。 そして今ではエンジニアとしての専門スキルも要求されるまでになりました。

― 毎日英語を使う業務を入社以来15年間も続けていらっしゃるわけですが、今の業務は、ご自分で希望されたのですか?

短大時代に就職先を探していた時は、将来は英語を使う仕事をしたいという希望を持っていましたので、 入社試験の面接でその思いは伝えましたが、英語が使える仕事を頂けるかどうかは、入社するまでは全くわかりませんでした。 入社当時はちょうど海外メーカーとのやりとりが始まったばかりの頃でして、英語が使える人材だということで、 私が翻訳や通訳の業務に選ばれたといった感じだと思います。 入社後は毎年行われている社内面談で英語を使う業務に携わりたいと伝えています。

― 社内の「英語の必要性」はどのように変化していますか?

私が入社した頃は、英語が業務の上で必要な社員はあまりいませんでしたが、現在はエンジニア全員に英語が必要になっています。 実は、「全ての報告書は英語で作成」というルールになったんです。 日本語の扱いは、「英語に併記」という基準にまで変わっていまして、工学などを専門に勉強して来た開発や技術の社員にも、 「英語」が必要不可欠なものに変わりました。その背景は、いつでも海外のサプライヤーに技術提供できるようにするということです。 英語の標準装備化が求められているのは、製造業全体として言えることだと思います。

― もう少し「製造業」と「英語」の関係を教えて下さいますか?

日本国内の製造業社が日本国内に工場を持つということは、現在至難の業だと思います。 日本の製造業は海外に行き、現地の人材を生かし、そこで発展して行く時代です。 そうなると、従業員は所属部署に関わらず、日本語以外の言葉で、現地の人たちとコミュニケーションをとる必要が出てきます。 理想を言えば現地の言葉を私たちが使えるようになることがいいのかもしれませんが、それは大変厳しく、 そこでやはり重要になるのが「英語」です。私の所属している開発部門でも、昇格の基準に、「英語力」が問われるようになりました。

― 社員の英語力向上の為に、どのような取り組みが行われていますか?

英語が昇格基準に入ることになったことから、少しでも英語学習に触れる機会をつくろうということになり、 就業時間外に毎週1回30分間のTOEIC勉強会が開催されています。私がその講師を勤めていまして、 毎週大体平均すると10名位の社員さんが勉強にこられています。

― ご自身の英語力をキープするために努力されていることはありますか?

短大時代にイギリスへホームステイした経験があり、そのホストファミリーとSNSを通じて英語を使ってやりとりしています。 英語を読み書きすることで語彙が増えてきました。また、通勤中に好きな洋画DVD「プラダを着た悪魔」を字幕無しで見たり、 シャドーウィングしたりして、毎日少しでも英語に触れることを心がけています。 あとはTOEIC勉強会の資料作成をすることでスキルアップできていると感じています。

― 英語を専攻している後輩達にメッセージをお願いします。

これは上司がお話されたことですが、「英語ができる」ことが、 「社会人としての成功」とイコールではないことを十分に理解しておくべきだと思います。 英語ができれば出世できるとか、英語ができればいい就職ができる、などと勘違いしてはいけないと思います。 社会人として求められるのは、英語だけでなく、その他の様々なスキルです。 みんなが英語をできるようになる時代は、もうすぐ来るように思います。 だから、「英語」にプラスして、自分をアピールできるものを学生時代に作って欲しいと思います。

― 「英語を使う仕事に就きたい」と考えている後輩達にアドバイスを頂けますか?

漠然としたイメージだけではなく、英語をどういう仕事で使いたいのかを探して欲しいと思います。 英語を使う仕事というと航空会社やホテルを想像しがちですが、製造業にこそ、英語を使う仕事が溢れているように思います。 あとは、「自分が好きなことをもう一つ見つけること」も大事です。 その好きな「こと」が、志望会社探しにつなげられると思います。 まずは自己アピールできるだけの英語力をつけるよう勉強を頑張ってください。

― 名短での想い出を教えて下さい!

私は名短付属高校から名短に進学しました。名短付属を選んだのは、名短の英語科に進学したかったからでした。 高校では生徒会長を、名短では学生会長を務めました。学生会メンバー募集の新入生歓迎会を成功させるため、 仲間と夜遅くまで会議をしたことを思い出します。そういうことをやっていたおかげで、 人をまとめたり、チームワークを大切にしたり、いろんな企画をすることのトレーニングができたなあと思っています。

(取材日:2013年1月15日)*所属などは全て取材時のものです。



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