英語コミュニケーション学科の若松ゼミの卒論・卒業制作集が完成し、卒業式のこの日、ゼミ生に手渡されました。このゼミではドイツの哲学者エルンスト・ブロッホの主著 The Principle of Hope（希望の原理）を購読しながら、希望について問い、「未だない何かの実現を願うこと」、希望する力を培ってきました。ゼミの皆さんは、それぞれの興味や特技を生かしながら、その希望を追求しました。教育論や心理学、家族社会学、経営論、音楽、演劇、手話言語など、幅広い分野で希望を軸に展開した研究や制作はどれもが努力の結晶であり、人間的成長とさらなる可能性を感じさせます。中には台本を書いて演じたり、作詞作曲して歌として発表するしたりするなど、ユニークな研究もありました。卒業後の活躍も楽しみですね。

卒論・卒業制作の発表会の様子

卒論・卒業制作集の表紙