ご 挨 拶


 一般社団法人 愛知県現任保育士研修運営協議会

                      代表理事  石 黒 宣 俊

 「一般社団法人」設立並びに代表理事就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
 
このたび、本協議会設立15年目を迎えるにあたり、本年度の「保育・子育て支援新制度」の施行を機として「一般社団法人」へと発展的に移行することといたしました。
  本会は、平成13年閉校の「県立保育大学校」が担っていた「現任保育士研修業務」を保育士養成校8校が「愛知県現任保育士研修運営協議会」を設け引き継ぎ、今日連携保育士養成校も33養成校へと拡大し、発展してまいりました。
  県から受託したこの保育士研修事業を通し、愛知県下の保育内容の充実等「保育の質保証」に一定の役割を果たしてきたと自負いたしております。
  あらためて、これまで支援いただきました愛知県健康福祉部・各市町村保育担当はじめ、公私立保育関係者各位の賜物と感謝申し上げます。
  この養成校の保育者養成にとどまらない、卒業生(現任保育者)に対する学びの保障としての研修事業は、養成校と保育現場が一体となった事業として、もう一つの社会的役割と考えております。本研修事業について、今後ともよろしくご理解いただくとともにご協力・ご支援いただきますようお願い申し上げます。
 さて、この研修制度は大きく分けて「園長」「主任保育士」「中堅前期保育士」「中堅後期保育士」等のステージ別研修と、「育児休業明け保育士」「障害児担当保育士」「乳児担当保育士」対象の専門・課題別研修によって構成しています。さらに、広く民間保育士をも対象として時節に合った課題を扱う「公開講座」の3つの研修から構成されています。
  保育者養成校と行政が共同した、このような体系的研修制度は、他都道府県には見られない先進的な取組みとなっております。
  保育者の仕事は、「実践と研修の積み重ね」を必要とする、普段に「自己研鑽」が求められる職業であります。また、保育者の「保育内容」・「保育技術」の裏づけとなる「保育学」や「教育学」は、「理論と実践」の学問として、諸科学の発展とともに日々発展しています。各研修を通じ、こうした最新保育に関する諸科学の学問的成果を享受すると同時に、皆様の保育実践最前線から「保育学研究」へ問題提起する機会としていただきたいと思います。
 一般社団法人設立にあたり、「子どもたちの未来のため」に、生きた学問である「保育学」の発展のために、保育現場と養成校の「理論と実践」の交流の場として、このホームページが積極的に活用されることを期待いたします。
                       ( 桜花学園大学 学長 )